今こそ円買いの時
2024年9月3日時点で円相場は146円程度から147円程度で推移している。翌月9月には米連邦準備理事会(FRB)が利下げに踏み切るとこは、ほぼ確実である。日銀は7月に市場関係者の意表をつく0.25%の利上げに踏み切ったものの、8月5日の日本株の大暴落を受けて今後の利上げには慎重にならざるを得ないものの、年末から翌年2025年前半には、利上げを実施していくことが相当程度予想される。11月の米大統領選挙において米ドル高を嫌うトランプが大統領に就任すれば、それだけで相当な円高に振れる可能性がある。
この状況を踏まえれば、ここ半年程度の将来を見越した場合、対ドルに対する円は上昇が確実視される。したがって、この時期から円買いを仕込むことは、相当程度の確度で利益をあげられることは分かりきっているといえる。
ここで大事なことは、いくらまで円高が進むのか?ということではなく、円高方向に確実に進んでいくということである。私には具体的にいくらまで円高が進行していくのか分からないし、その具体的な数値を予想すること自体に、全く意味がないと考えている。(そもそもそんなことは不可能ではないか。)
投資の新規参入者は、自分は株式だけ、それも日本株のみや(又は米国株のみ)、不動産投資のみなど、投資対象を限定するべきではないかと。中長期的に確実に利益が得られる状況をみすみす逃すべきではなく、負ける確率が相当程度に低い対象には、積極的に資金を投下することは資産形成には必須である。